年末年始は特別な支出が多い時期です。この時期にしっかりお金の管理を行うと、年間の支出が大きく変わってきます。やり方は簡単。お金のレコーディングダイエットです。
お金のレコーディングダイエット
一つひとつは少額かもしれませんが、後でそれが積み重なると大きな支出になっていきます。レコーディングダイエットと同じ考え方で、使ったお金を記録することにより、使い過ぎを防いでいきます。
記録する効果
使ったお金を記録する事で、お金をいくら使っているのかの現状を把握できる事と、意識的なお金の管理ができる様になります。
急に誘われたり、気乗りしない忘年会に流されて参加するような事が減り、気がついたら、お金が無いという状況も回避できます。
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記録のつけ方
記録のつけ方は簡単で、使った項目と金額を記入していくだけです。スマホのメモでも良いし、手帳などでも良いですが、その場で記入できる方がつけ忘れを防げます。
お金は、使ってしまえば、意外と何にどのくらい使っていたか忘れてしまいます。自分が1週間前に何にいくら使ったかを正確に思い出せる人は少ないと思います。
記録をしてみると、思っていたより多く使っていたことに気付かされることがあります。
クリスマスだから、年末だから、年初めだからと、お金を使っても良いような雰囲気があり、その気にさせられますよね。普段は家計簿なしで管理できる人も、特別な支出の多い年末年始だけは、お金の記録をしておきましょう。また、その記録は次の年に予算を立てる際にとても参考になります。
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記録する項目
記録するのは以下の様な支出です。
・お歳暮
・忘年会
・年末SALEの買物
・クリスマスプレゼント
・クリスマスの食費
・年末年始の外食
・お年玉
・お節料理
・お年賀
・福袋
・正月旅行費
・帰省の手土産
・帰省の交通費
・初詣
・初売り
予算を決めると効果的
記録の前にあらかじめ予算立てをしておくと、こんなに使うんだということを把握できます。年末年始に使うお金を書き出し、いくら使うか予算を決めておきましょう。
予算を立てることで、予算内に収めようという気持ちが生まれ、使い過ぎを防ぎます。上に挙げたリスト等を使って、年末年始のあらゆる特別支出の予算を立てるようにしましょう。
僕の場合は、一番気をつけないといけないのが、年末年始のSALEでパソコンやカメラなどが欲しくなる事です。年末年始は何故かお金を使いたくなる雰囲気があります。あらかじめ予算を立てれば、年末年始にそんな出費をすることが、いかに無謀なことかを自分でも理解できると思います。
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支出だけでも記録する。
予算立てが難しい人や、予算が立て辛い人も居ます。その場合は、特別支出だけを記録しましょう。
完璧を目指すと、途中でやめてしまう危険があります。予算と支出を記録する事自体が目的ではありません。節約することが目的なのです。
一番大事なことは、支出を記録することです。継続を優先するならシンプルに、使った金額だけの記録をおすすめします。
お正月が過ぎて一息ついたころ、お金の使い過ぎに気付き、後悔することにならないようにしたいですね(^^)