一人暮らしの方が、なんでも一人でやらなければならず、生活力がつくので結婚が早いという意見。逆に一人の気楽さに慣れてしまい婚期が遠のくとも言います。一人暮らしと実家暮らしの、どちらの方が結婚率が高いのでしょうか。
厚生労働省のデータ
厚生労働省のデータでこのようなものがあります。
「親との同居の有無別にみたこの5年間に結婚した割合」
出典:「第6回21世紀成年者縦断調査」親との同居の有無別にみた状況 / 厚生労働省
・男性のデータ。
・女性のデータ。
黒い棒グラフが一人暮らしの結婚率。
白い棒グラフは実家暮らしの結婚率。
左から総数、21歳~25歳、26歳~30歳、31歳~35歳、36歳~39歳というデータになっています。
このグラフで見ると、男女共に一人暮らしの方が結婚率は高いということになります。総数で見てみると、男性の実家暮らしが、いかに嫌われているかが分かりますね。
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おひとりさま代表として、一人暮らしの良い面と悪い面を探っていきます。
一人暮らしのメリット
データでも分かるように、特に実家暮らしの男性は、結婚相手として避けられる傾向があります。もし結婚をしたいなら、一人暮らしの方が結婚する確率は高くなります。
一人暮らしのメリットは、生活力が身につくところに尽きると思います。実家で暮らしていれば、自分の部屋以外の掃除はしなかったり、洗濯をやってもらったり、やらなくても済んでしまうことが多くあります。
金銭面でも実家暮らしだと、お金を入れてさえいれば、後は自分のお小遣いとして自由に使えてしまいます。
精神面でも親離れや、子離れが出来ていない、なんてことも多くあるのではないでしょうか。
全てを自分でやらないといけない一人暮らしでは、嫌でも生活力が養われていきます。
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一人暮らしのデメリット
全てを自分でやらないといけない代わりに、自由を手に入れることになります。しかし、一人暮らしは、デメリットもあります。
他人の意見が無く、思い通りに出来るので、こだわりが強くなる傾向があります。
家の外では社会人として、他の意見を取り入れて上手くやっていけても、プライベートの時間は、思い通りにならないとイライラしてしまいます。
仕事と趣味が楽しすぎて、ひとりの寂しさを、あまり感じなくなります。プライベートの時間は、全て自分に使うようになり、他人に合わせるのが億劫になっていきます。また、寂しさに慣れてしまうと、異性へ興味が薄くなるかもしれません。
休日を家の中で過ごすタイプの人は、一日中パジャマで過ごすことが当たり前になり、それに、慣れてしまいます。気がつけば、普段の身だしなみも、以前より気にしなくなっているかもしれません。
年齢と共に、良い物や、良い事柄を理解できるようになり、理想だけは一人歩きして大きくなります。しかし、自分の現実を見れていない場合は、自分の理想と現実のギャップに悩むことになります。
潔癖過ぎたり、自分のペースを譲れないなど、こだわりが多いようなら注意が必要かもしれません。
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まとめ
結婚というと、相手に条件を求めたり、理想を追い過ぎたりしてしまいます。しかし、相手に「何かをして貰いたい」ばかりの人は結婚から遠ざかります。
もし相手に身長180cm以上じゃないとダメと決めつけていたら、179㎝の運命の人を逃がしているかもしれません。
実家暮らしや、一人暮らしという条件にこだわらず、相手をしっかり見て、最高の相手を見つけましょう(^^)