以前、体が固いので、ストレッチを続けてみようと始めてみたことがあります。時間や回数を測ってくれるアプリなども用意して、スタートしました。2週間くらいは続いたのですが、体調の悪い日に1日休んで、それからは、もう二度とやることはありませんでした。なぜ続かないのでしょうか?
何故続かないのか
2週間前にやると決めたばかりなのに、なぜやめてしまったのでしょうか?何故継続できないのでしょうか?
「続けたい気持ち」と、「サボりたい気持ち」が頭の中にあります。その二つが対決すると、たいていは続けたい気持ちが負けてしまいます。
2週間前に「やろう」と決めた時と、「サボる」と決めた時の違いは何なのか?やろうという意思が継続しなかったのは何故なのか?そこを探りたいのです。
2週間前との違い
脳の中で、やるか、サボるかを毎回葛藤し、脳が疲労してしまった?
選択をするということは、脳にとっては凄く疲れることです。毎回それを行うことで脳の疲労が積み重なっていきます。
人は生活する中で、さまざまな選択をしています。すでにそれだけでも脳は疲労しているのに、さらに新しい選択を迫られていたということです。
例えば、疲れていたり、ストレスがたまっている時に、ダイエット中にもかかわらず「もういいや」と論理的に考えずに、目の前のお菓子に手を出した経験はないでしょうか?
脳は疲れてくると誘惑に負けやすいのです。
ストレス買いをするあなたはこちら⇒買い物で心が満たせない理由。心を満たす2種類の方法。
脳を休ませる方法
睡眠は脳にとって休息になります。物事を継続出来ない場合は、睡眠をしっかりとることで脳をリフレッシュさせるのも有効です。
また、脳は複数の事を同時にこなすと疲れます。マインドフルネス、瞑想などが脳を休ませるのに効果的と言われています。
瞑想は本格的ではなく、日常の中でも行えます。歩行瞑想などとも言われ、歩きながら体の動きを「右足」「左足」と瞬間の感覚を感じる瞑想です。
僕も通勤途中に良くやっていましたが、もしやる時は、集中して車とぶつからない様にして下さいね。
優先順位がある
日常に、あれこれと、やる事が多いと、頭の中で、自然に優先順位をつけています。
順位の低い、今やらなくても、直ぐには困らない目標などは、優先順位が低いため、達成されない可能性が高いのです。その目標を達成しないと、これだけ困るんだということを明確にすると優先順位が上がっていきます。
掃除が三日坊主にならないために⇒掃除や片付けが少しだけ楽になる。部屋と心を磨く6つの方法。
部屋を汚さないためには⇒物を出したら、しまうまでがワンセット。やる気スイッチの入れ方。
まとめ
脳の疲れを取ることと、それをやらないと困る理由を明確にして優先順位を上げる。
ここまでお膳立てをしても、自分の中の「やる、やらない」の意思は気まぐれです。これをやれば確実に何かを継続を出来る方法は無いというのが結論です。
しかし、脳が疲労した時に誘惑に負けやすい性質や動機付けをすると行動しやすい性質を知ることは、継続する確率を高めてくれます。三日坊主の克服にチャレンジしてみましょう(^^)