あれもこれも買いたいけど、そんなに買ったらお金が間に合わなくなる。それは分かっているのに、どうしても買いたくて、そればかり考えてしまう。そんな気持ちを味わったことはないでしょうか?
物欲とは
物が欲しくなるということです。これは、誰にでもあることで、それ自体は特に悪いことではありません。ただ執着してしまうと苦しくなっていきます。
買ったら後悔するかもと、ホントは分かっていても、物欲を抑えるのがつらいから買ってしまう。これはもう底なし沼です。買っても買っても満足することはなく、次から次へ溢れる物欲に苦しむことになります。
ストレスとの関係
物を手に入れることは一時的にでも快楽を得ます。これはストレス発散になります。
ただそれは一時的な喜びなのです。例えば200万円も出して車を買ったとしても、1年後には、もう嬉しい気持ちは消えていて、また別の車が欲しくなります。
ストレスを買い物で発散することは、お金さえ出せば簡単です。しかし、使えるお金には限度があるので、またストレスをためる結果になります。
またストレスが溜まっている時は、衝動的になっているので、必要のないものを買いやすいのです。人はイライラしている時には論理的に考えなくなります。
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抑える方法
物欲を抑えるには、根底にある自分の欲求をかなえることです。流行りのバッグが欲しいの根底にあるのは?どういう欲求でしょうか?
おしゃれに見られたいのでしょうか?
では、おしゃれに見られたいの根底の欲求はなんでしょうか?
人から羨ましがられたい?
この羨ましがられたいの裏側にあるのは、ダサいと思われる不安という気持ち、なのかもしれません。
この自分に自信がないという不安は、いくら着飾ってもおさまりません。
そのままの自分を認めることが出来なければ、この不安は無くなりません。
そのままの自分を認めるということは、今の自分が充分足りていると気付くことです。このことが分からないと、いつまでも、小手先の物欲はなくなりません。
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物欲の無い人の心理
物欲が無いということは、今の自分で満足しているということになります。自分はすでに色々なものを持っている、又は足りていると感じているのです。
満足している人は、私は○○を持っていなくてもいいよねと思えるのです。
また自分の○○なところは良いよねと自分の良いところを認められます。
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こんな悟った様な考えは出来ないと思ってしまいますが、いきなり変わるわけではありません。こんな考えがあるんだなと気付くだけで違っていきます。
欲しいモノの裏にある自分の欲求ってなんだろう?と思うだけでも、凄い変化なのではないでしょうか。
僕も足りないという思いは、いつまでも消えませんが、少しずつでも「足りない」をやめていくと、物欲から解放されて楽になっていきますよ(^^)